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ココナッツ彫刻:8年の思いを刻む
今回は非常に印象深い作例をご紹介いたします。
Podeaは基本的に日本国内のみの販売ですが、数台日本国外で使われています。
そのうちの1台は、遠く離れたカンボジアで静かに粛々と動いています。
使用機種 Podea-01
仕様素材 ココナッツボタン
(各写真はCambodia Cotton Clubから借用)

刻印するデザインは支給いただいたデザインファイルを使用し加工しました。
ボタンタイプの穴が開いた素材もあったので、こちらは5線譜のデザインを焼きこんでみました。
ココナッツの殻は基本的に平面性がないため加工は少し難しいのですが、レーザーとは相性が良いため綺麗に彫刻が出来ました。


ココナッツは南国では大量に廃棄するほど存在し、中身を取った後は大量にあふれる程あるため”ほとんど価値が無い”素材でした。
そのような無尽蔵にある素材も、生活の一部に入っていくような転用をすることで大きな付加価値をつけることができます。
