カッティングシートの作成

カッティングシートは、安価にインパクトのある表現ができるポピュラーな素材です。

本来は レーザー加工機 ではなく、カッティングプロッター等を使用して加工するのが最も順当なのですが、カッティングシートを皮切りに多くの作品が作れるため、まずはカッティングシート単体での作例をご紹介いたします。

 

使用機種 Podea - 01

仕様素材 カッティングシート(オフィレン系)

 

ほぼ全ての レーザー加工機 にも言えるのですが、使用する素材はPVCタイプではなく、オフィレン系のカッティングシートを使用します。

これは、PVC系の素材を燃焼させると、機械が腐食するガスが発生するためどの レーザー加工機 メーカーも禁止素材としてPVCの使用を

禁止しているためです。オフィレン系のシートはPVCより1割程高くなりますが、 レーザー加工機 の強みを生かせる加工ができます。

 

今回は複雑な切断例としてカッティングプロッタでは苦手な細くて複雑な線で構成されたシマウマのデザインを加工してみました。

データさえできてしまえば特に加工は問題なくできます。非常に簡単に加工が終了しました。

レーザー加工をすることで細い線や細かい部分のデイテールがしっかり表現できています。

カッティングシートですので、リタックシートと呼ばれる転写シートに一度転写します。下の絵は透明フィルムに転写した状態です。

あとはこのページの最初の写真のように、壁などにリタックシートを張り付けカッティングシートを壁に転写します。

リタックシートは弱粘着ですので、カッティングシートの方が強く壁に粘着することで、カッティングシートのみ壁に残るというわけです。

本来はカッティングシートはカッティングプロッタで切断するのが王道だと思いますが、廉価なカッティングプロッタは刃を素材に

押しつけながら切断するため、刃が方向転換するたびに素材に負担をかけてデザインの外観に影響を与えます。

レーザー加工機 での加工は、その点非接触加工のため、素材を燃焼させて加工するため細い部分の表現もデザイン通り作ってくれます。

また、極微小な穴を表現したい場合は、切断ではなく彫刻加工によって焼き飛ばす等の加工をすることでより緻密な表現が
出来るようになります。

 

この部分はまた次の作例で具体的にご紹介していきたいと思います。